昔のブラウン管テレビの特徴として、家具調テレビといった外観が木目調のものを見かけますが、小型のトランジスタテレビの中にもインテリア性を重視した形で、ソニー9インチモデルの中にも登場しました。カタログにもどのような部屋にもなじむような感じの文面で紹介されています。
最初にこのテレビをオークションで落札したときはチャンネルつまみがなく、その後何度か同じモデルを落札してパーツを集めたりしました。どうもチャンネルつまみの1・2・3・4・のチャンネル番号表示の印刷がかすれている状態のものが多いように感じます。
この9-306型は自分の持っているテレビの中でもいちばん気に入っていて、ブログの掲載用に撮影したのですが、どのような角度から見ても様になる感じがします。筐体はもちろん、スピーカーも中央に配置され、左側に画面調整、右側にスイッチとチャンネルといった整理された配置。未来的デザインが多い小型テレビの中においても木目調の小型テレビとして個性があると思います。
トランジスタテレビ 保管庫(掲載機種リスト)
今まで集めてきた1060-70年代の白黒ブラウン管テレビのコレクションを各メーカーごとにまとめています。
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