先日、iPadの第10世代が発表され、ほぼ次世代のipad、いわゆるUSB-C搭載でベゼルレスのモデルに移行したことで今までとは異なる大幅なアップデートになったわけですが、自分としては第9世代までの旧世代ベースのipadの新モデルが出るこをと期待していただけに残念だなと思いました、それと同時に毎度ながらこういうモデルが出て欲しいという妄想を膨らませてその日のうちに無印とは別に「iPad SE登場!」という期待を込めてこの記事を書くことにしました。
iPad第10世代の予想と結果は大ハズレ
数か月前に「そろそろ登場するであろう無印のiPadはこうなるだろう」と下記のような記事を投稿していたのですが、結果はこの通り、予想もハズレ、実際に出てきたモデルもハズレというものすごく残念な結果になってしまいました。
私の予想ではホームボタンありの旧世代iPadでありながら10.5インチ画面に進化した順当な進化を予想していたのですが、出てきたものはUSB-C搭載、ベゼルレスの画面といったAirやProと共通のものでした。これらにはイヤホンジャックがついておらず、昔のラジカセやコンポを繋ぐには不便なことになるので個人的にはiPhoneも含め次世代となるiPadを購入するのは躊躇していていたため「これはちょっとなあ・・・」というのが正直な感想です。
iPad第10世代発表におけるネット上の評判も確認したのですが大半が「Apple Pencilが第1世代のもので充電方法がスマートじゃない」「廉価版の無印ipadにしては値段が高すぎる」というものが多くてこれだと上位機種のAirやProを買った方がいいのではと思えるほどの内容だったので、これまでPro、Air、無印のラインナップにおいてそれぞれの役割や価格帯でうまく住み分けをしていた状態だったのがおかしくなってしまったように思います。
ProやAir3の10.5インチ筺体があるじゃないか
iPadには過去に発売された機種で縦横のサイズは同じながら第9世代に比べて筺体が薄く、画面をギリギリに拡大したProの10.5インチモデルやAirの第3世代で使われた筺体を使えばコスト面でも良かったのではと思います。iPadの無印モデル、ホームボタン式のモデルは過去に発売されたipadにおいても普及率や信頼性は高く教育機関を筆頭にビジネスの場において大量に購入されるという側面があり次世代型に移行したiPadのラインナップにおいても無印は引き続きホームボタン型のタイプを発売し続けるのではと思っていました。そういったことを踏まえてipad第10世代はこうなると自分で予想した記事を書いていたのですがそれは叶わず「iPad SE」が登場する期待を込めて改めてここに記述したいと思います。前回は大まかな内容にとどめていましたが今回は各部門において詳細に記してみたいと思います。
SEの位置づけ
毎年更新されてきた無印ipadが第10世代になり、ホームボタン搭載モデルの新型が出ないと確定されたことによって、じゃあSEだとかPlusだとかClassicとかいったサブネームの製品を出せばいいんじゃないかと半ば安易な考えにもなりますが、自分としてはホームボタン搭載の最終進化モデルとして旧型のメカニズムで長く使えるものをといったコンセプトで出して欲しいというのが理想です。
SEというのはスペシャルエディションという略で世間的には「旧型をベースにした廉価版モデル」という位置づけがiphoneでもApplewatchでも思われてますがそれをiPadでも実現してもらえないかなと思っています。iPad第9世代も順当に進化してきたけど、完全次世代に進化したProやAirに比べればまだまだ旧世代iPadにおいても進化の余地があるだろということです。iPad10.5インチやAir3それぞれが発売されていた頃はiPadにおける最新の機能を搭載した上位モデルでしたが、下位モデルの無印iPadにおいても進化を続けていくことにより現在となってそれら上位機種に近づきそして追い抜いたいえる時期に来ていたはずだったんですけどね。
筺体とサイズ
これについては先述した通り、iPad proの10.5インチモデル、Air3の筐体を使用してサイズは同じながらも薄さは7.5ミリから6.1ミリへ重量も第9世代から数十グラム軽くできるはずです。薄さにおいてはホームボタン最終世代のmini5でも6.1ミリを実現していました
画面
画面もホームボタンギリギリまでにサイズをアップして10.5インチに。さらにフルラミネーションディスプレイにすることで高精細な表示に。これは同じくmini5でも実現できていました。
カメラ
第9世代ではフロントカメラが12メガピクセルで広角のものを搭載し、これはPro10.5やAir3を凌駕していましたがていましたがリアカメラが8メガピクセルだったため、こちらのほうも12メガにすればいいとおもいます。Pro10.5インチにおいてそれは実現しているのですがカメラ部分が出っ張っているのが気になります。それをなんとか解消してくれればいいのですが、これまでのapple製品のことを考えれば無理でしょうね。でもフロントカメラで12メガを実現できているのだからやろうと思えばできるはず。
コネクター
旧型の筐体を使用するのでイヤホンジャックは必須、電源供給やデータ移行に関しては個人的にはLightning端子でいいと思います。ただUSB2.0の速度のタイプではなくて最新iPhoneで使用されているLightning端子で実現しているように3.0もいけるはず。
チップ
性能を左右するチップについてですが一年ごとに更新する無印、ナンバリングiPadの位置づけから外れてしまったことによって一度発売されたら数年はそのままになる可能性が高いのでこの際A15チップ搭載するのが理想だとは思います。M1までいくとAirと被ってしまうし今回の新製品発表でAppleTVまでもA15まで更新されたのだからできるはず。
あとはスピーカーについてですがPro10.5インチは4スピーカー、Air3については2スピーカーになっていますができれば4スピーカーの方がいいとは思いますが個人的には単体では音が聴ければそれでいい、良い音で聴きたければイヤホンやスピーカーにつなげるので2スピーカーで十分だと思います。
miniシリーズの進化は理想的だった
今思うとiPad mini5はホームボタン型のminiシリーズにおいては順当な進化をした最終型としては理想的な形だったのではないかと思います。iPad miniシリーズの進化は性能面でAirシリーズと内容もリンクしていて無印iPadよりも+αな機能を備えた上位機種、そしてサイズ感を考慮したニッチな機種として存在し、満を持して完全次世代のmini6に移行できたというのはAppleのこれまでの製品ラインナップと進化においては最も理想的であったと思います。自分としてはiPad mini2を使用しているのでmini6の段階であと一回旧世代のままホームボタンギリギリの画面拡大をやって欲しかったのですがminiシリーズの立ち位置や生産数のことを考えるとmini5から6へのベゼルレス進化はまあ妥当なのかなとは思います。
私が欲しいiPadと、将来どれを買うのが幸せか
iPad9は継続生産されるがこれ以降ホームボタンiPadは無くなるのか
Amazon KindleFireもイヤホンジャック付属で価格面でも優れている
今使っているiPad mini2についてなんですが使用に関しては画面が割れたとかバッテリーの減りが早いとか致命的なトラブルはなく2014年末から現在まで無事に使ってきているので「これだ!」といえる機種が出ないのならばまだまだ現役で使用していこうかなとは思っています。ホームボタンあり、イヤホンジャックありの同じサイズならmini5がありましたが、発売されていた時点では「まだまだ買う段階ではない」と思っていて、アプリの動作が遅くなってきた、iOS12では対応しなくなってきたというソフト面における不便さが目立ってきたので次期iPadを買うなら同じサイズのminiシリーズか標準サイズの無印かと思っているのですが難しいところですね。AmazonのKindleFireもイヤホンジャック搭載で低価格というのも魅力ですがそれなら今のiPadmini2を使い続けるというのもあるし、ホームボタンのiPadが本当にiPad9で最後というのならば今のうちに買っておいた方がいいし、自分は中古じゃなく新品で使いたいというのもあるから悩ましいところです。
今私が使っているApple製品と購入年は MacBook Pro(2012)、 iPad mini(2014)、iPhone SE(2016)と旧い機種でもあり既に時代遅れとなっているものを愛用している自分としてはまだまだ旧機種でも現役で使えているし中途半端な気分で新機種を買うよりは今使っているものを最大限、そして完全にダメになるまで一緒にいようかと思うところまで来ています。でもその後はどうするのかという気持ちもあるので今までにもこんな製品が欲しいと理想を掲げながらもそれは叶わなかった、買う決心がつかなかったということは現段階ではまだ本当に困っていない、まだまだ待てるということかもしれないですね。
コメント