掃除によって人生が向上するといった本が現在はたくさん出ているが、その元祖となったのがこのカレン・キングストンの本である。部屋の中のどういった部分の掃除の方法を語るというよりは、とにかく部屋の中にあるガラクタを捨てよといった単純明快で、その割にはびっしりと内容が詰まっているといった印象である。
部屋の中にあるガラクタについて、それに気を掛けていると運気が停滞するということで部屋のみならず、人間の体内、感情、魂の部分にまで及んでいる。そうじをすることでその人の現在の状況や人生において何が足を引っ張っているのかといった自己分析の機会にもなり、そうじ本についてはこれ1冊で十分だと思う。基本を押さえ、応用については2ちゃんねるのカレン本スレを見れば、読者の体験談や効果の具合も知ることが出来ていいと思う。
ガラクタ捨てれば自分が見える―風水整理術入門 (小学館文庫) 田村 明子 小学館 2002-04 by G-Tools |
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