2017年 日本システムの終焉

読書記録

日本経済の過去・現在・未来を図表で表し、今後の日本の問題点を語っているペーパーバックスである。

住宅ローン、年金問題などを例に政治家や官僚の今までしてきたことや年功序列というシステムの危うさを問うているが、自分は下流人間でニートだから他人事みたいな感じで見てしまい、普通に働いている人は仕事の時間をとられ、しかも今のままでは報われないという未来なんだろうな。

結局先人の尻拭いをさせられる現在の人、という見方をされていてやっぱりそれを脱するためにはその負の連鎖というものを断ち切るしかないんだろうなと思う。団塊の世代までの生き方をそのまま今に持ち込まず、今働いている人は自分なりの生活スタイルを何とか確立して後世に負担をかけないようにするしかないよな。

今の自分は今一人で生きる分だけ稼げばいいと思っていて親の世話だとか結婚して子供を持つとか考えられないので国を助ける、地域を助ける、家庭を助けるみたいなレベルよりももっと身近な、自分の身の回りのことに集中することで精一杯である。 普通に働いて普通に結婚して普通に家庭を築いて・・・な常識は今はつうようしないよな。

2017年 日本システムの終焉   The End of Japan's System (光文社ペーパーバックス)

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