下敷き型スキャナは自炊アイテムの最後の砦となるか?

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今日は先日購入した下敷き型スキャナ、MS-02を紹介します。

電子書籍を購入しタブレット等で読むことが増えてきましたが、手持ちの紙の本をデジタル化するという、いわゆる自炊をしている人も多く、またその方法も裁断機で破壊してスキャナで読み込むものや、本をバラしたくないという非破壊の方法として専用のスキャナを利用したりスマホで撮影するなどみなさん試行錯誤を繰り替えてしていると思います。

私も非破壊方式で本をデジタル化したいのですが、撮影時に折り目をつけないといけないし、スキャンしても綴じ込み部分が歪んでしまったりしてどうもうまくいかなかったのですが最近ブームになっている下敷き型スキャナ(別名:マットスキャナ)を使えばその悩みが一気に解決します。

 

マットスキャナの概要

今回使用したのはマットスキャナ MS-02というモデルで旧型のMS-01に比べてかなり使いやすくなっています。MS-01が常にUSBケーブルでPCと繋ぎ、そこから電源供給と画像転送を行なっていたのに対し最新型のMS-02ではケーブルレスで使用できる仕様になっております。

 

見た目は普通の下敷きですが本体上部にコントローラーが付いていてそこからワイヤレスで読み取り画像転送したりまたUSB端子につないで充電ができるようになっています。

サイズはB5、A4、A3の3種類があり本の大きさに合わせて使い分けることができます。

 

実際に本をスキャンしてみる

本にこのマットスキャナを挟み込んでうまく読み取れるように表紙の上から手で抑えます。するとマットスキャナからPCにピッと転送完了の信号音と共に画像が転送されて挟んだページの画像が表示されます。

 

またiOSもしくはAndroidのスキャンアプリを使えばそのままタブレットに画像を転送しそのままPDFファイルとして閲覧することができます。また送信側・受信側共に操作も簡単であり、画像品質についても印刷面に直接触れてスキャンしているため画像のズレや歪みもなく、また下敷き自体が黒いため裏ページの印字部分が透けてしまうという恐れもありません。

 

他のスキャン方法との比較

裁断機での自炊は本を破壊するため買取に出す等のことができない

 

フラットベットスキャナだと本を押し付ける形になるので綴じ込み分の仕上がりが良くない

 

スマホ等での撮影スキャンだと折り目をつけて本を固定する必要がある

 

今までの本の電子書籍化のために自炊方法としては様々なバリエーションがりましたが

今回使用したマットスキャナの最大のメリットについては本に折り目をつけず、印刷面をはっきりとスキャンできるという点では最適な方法だと言えます。デメリットとしてはスキャンするたびに下敷きを取り出して次のページにという形なのでドキュメントスキャナのように多数ページの連続読み込みには向かないと思います。本の中の気に入ったページだけ電子化するといった使い方がベストではないかと思われます。

 

※実際にこんな商品が出てくればいいですね😊

 

 

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