maxell URシリーズの歴史(マクセル カセットテープ)

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現在国内メーカーで現役で発売されているカセットテープはマクセルのURのみとなっています。
ノーマルポジションの廉価版カセットという位置づけでスタートしたこのシリーズですが現在では歴史を紡いできたカセットテープの末裔であり、この記録メディアの存続という重要な役割を担っているわけで、ここではURというシリーズがどのように登場し進化していったかを記していきたいと思います。

初代

1986年登場。元々マクセルの中で廉価版のポジションにあったULを受け継ぎ世の中のカセットテープが広窓ウインドウハーフにある中、旧タイプ・マクセルのカセットテープに倣ったデザインを踏襲したものになっている。

 

2代目 D世代


マクセルシリーズ全体でオーバルウインドウを採用している中、URはスケルトン&スモークのデザインを採用した。パッケージを含めマクセルのカセットデザインが統一されているのはここまで

3代目 F世代


カセットケースに丸みがでて手になじみやすい形状に、ハーフデザインもシンプルになったが当時はUDは勿論、CD録音に特化したカジュアルなカセットCD’Sもあり歴代URの中ではいちばん地味な存在に思える

4代目 GK世代


このあたりからパッケージに用途をはっきりと書いた汎用カセットとしての扱いになっている。しかし中身はしっかりした造りでまだコストダウンは如実には表れていない状況といえる

5代目 L世代


この頃にカセットテープ業界に大きな流れがあり撤退するメーカー、原産国の変更などもあり同じ世代ながらもパッケージや中身をいろいろと改良して様々な種類いが存在する

6代目 M世代


完全にカセットテープが廃れて、最後の生き残りとなったころのUR。全盛期に比べれば作り込みも簡素になり、なんとかして生き残りを図ろうとしているのが伺える

7代目 N世代


最後の生き残りとなったカセットテープのURだが新たなモデルチェンジでパッケージ等を一新し、機械初心者や老人向け的な記述を取り除き汎用カセットの域を
脱してまさにシンプルイズベストなモデルとなった

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