バブルラジカセといわれた80年代後半から90年代半ばにかけて機能面でもデザイン面でもさまざまな変化がありましたがソニーのCDラジカセにおいても重低音を重視、大きさもボタン数も圧倒的なドデカホーンが、次第にシンプル化、コンパクト化を考慮したものへと変わっていきました。それがソナホークです。CMやカタログでもおなじみのジャイロステージによって上下左右にラジカセの向きが変わるといったギミックつきでパナソニックのコブラトップと共に当時のバブルラジカセ界を席巻したといえます。
ミニコンポを小さく一体化
このラジカセは一見ミニコンポを小さくしたようなデザインで、しかもスピーカー部もサランネット式になっているためインテリアにも馴染むものになっています。そして操作スイッチも以前のドデカホーンに比べれば整理されファンクションごとにボタンが整理されて使いやすくなっています。
そして表示画面が大きく、再生・チューニング情報と、スペアアナが一度に表示されていてメーターが動いているのがカッコいいです。
このラジカセ唯一の欠点はAUXがついていないことです。これは発売当時ではなく、現在ラジカセを収集している人には重要なことでスマホやタブレットに保存している音楽を鳴らす のに役立つものなのでそれができない場合はFMトランスミッターを使用することになります。
音も良くなっているはず
このZs-7はヤフオクでジャイロステージ装着のものを手に入れました。出品者の説明のとおり電源を入れるとヴォーンという大きなノイズが発生してラジオもかすかに聞こえる程度です。またCDやカセットも再生できない状態なのでこれから修理して直す必要があります。音に関しては他のサイトやネットを見ても評判がいいので自分でもそれを確かめたいのですがもう少し先になりそうですね。
バブルラジカセ保管庫(掲載機種リスト)
今まで集めてきたバブルラジカセのコレクションを各メーカーごとに紹介します。
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