「iPhone Classic」登場への期待と可能性

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先日登場したiPhone SE3はSE2と内容はほとんど変わらないもののAppleの新製品として話題の主役になってます。実際にSE2はiPhoneシリーズで最も売れている機種だし、他のモデルが進化している中においてもホームボタンやTouch IDを重宝しているユーザーは多いのでSE3になってもこの傾向は続くと思います。でも初代SEのようなコンパクトなiPhone、イヤホンジャックの付いているiPhoneが欲しいという人もまだ根強く存在し、発売から数年経った現在でもiPhone6sと共にソフトウェアアップデートの対象から外れることなく現役マシンとして使っている人もいます。そして私自身も初代SEに愛着があり、なかなか次のスマホに移行できない状態でいます。

Classicというネーミング

Macintosh Plus

Macintosh SE

Macintosh Classic

iPhoneの歴史をたどると3、4、5と番号順に新型モデルが発売されていったのですが、シリーズのラインナップが増え、画面が大きくなったiPhone6発売時にその上位モデルとして「Plus」、その後iPhone5s後のコンパクトなiPhoneに「SE」とサブネームのついたモデルが登場します。これは元々AppleのパソコンであるMacintoshの一体型モデルに付けられていたものでそのままiPhoneの特別モデルにもその名を継がせてきたのですが、もう一つ「Classic」という名のモデルも存在していました。現段階ではiPhoneにClassicと名のついたモデルがないためそれを初代iPhoneSEの正当な後継モデルとして、またはiPod Touchの次期モデルにつかないものかなという妄想からこの記事を書くことに至りました。

 

iPod touchとの統合

iPod Classic

iPod Touch

iPodは音楽プレーヤーで小さなハードディスクに音楽をたくさん詰め込むコンセプトがヒットしその後音楽だけでなく動画、ブラウザ、カメラ、地図、カレンダー等アプリを多数搭載し大きな画面で操作できるスマートフォンの前身と言えるiPod Touchが登場しました。それに伴い以前までのモデルをiPod Classicと名付けられました。これをiPhoneに当てはめてiPhoneの進化とともにレガシー機能となったモデルをiPhone Classicという名で発売されればいいのにと思っています。iPod TouchもiPhoneの普及とともにApple製品の中において目立たなくなり、新製品の発売間隔も長くなっていることが現状ですが、iPodは音楽プレーヤーからスタートしているのでワイヤレスだけでなくイヤホンジャックは必須になるし、現在のスマホほどのサイズは必要ないこともあり、初代SEと近しい存在ではないかと思います。iPodの方も新型がいつ登場するかもわからないのでこの際iPod touchにsimを搭載し初代SEを求めるユーザーも含めて統合したモデルを出せばいいのではないかと思いました。

iPhone Classicのデザインとスペック

というわけで、「ぼくがかんがえたさいきょうのiPhone」ですが、簡単に言えば初代SEの筐体に最新のチップとレンズが出っ張らない程度のカメラ性能の進化、iPhone7以降に搭載された非接触IC機能が付けばもう何もいうことは無いですね。可能ならばiPod touch程度の軽さを実現しiPhone史上最軽量の100g以下の筐体にならないかとも思ったり。Classicモデルなので最新のナンバリングiPhoneや廉価コンパクト版のSE4と差別化を図りレガシー機能に特化したモデルが実際に発売されれば嬉しいですね。技術的には可能なはずですがAppleがそれをやるかどうかは微妙ですね。

初代SE難民の行き着く先は

 

2022年現在も初代SEはアップルのiOSアップデートの対象になっていてそれはiPhone6sと並んで長く現役で使えるiPhoneであると対象機種一覧に載っていることで度々話題にされます。もういいかげん対象から外せばいいのにという意見もあったり、ユーザーとしては長く使い続けたいけどバッテリーが限界に達していたり、様々な事情で帰路に立たされていると思います。私の初代SEはまだバッテリーは維持していて大丈夫ですが次の機種に変更しようと思った時にどうしようか迷っています。移行するならば完全に新しいモデルに進みたい気もありますが最新iPhoneにあるUSB–C搭載やノッチの解消がまだ実現できていないのであまり乗り気ではありません。多分初代SEが壊れて使えなくなったら中古のSEを買って使いそうな気がします。iPhone6sやiPod touchは最後に残った物理的ホームボタンの機種ということでiOSアップデートの対象に残るも外れるも一緒という運命共同体のような気がします。次のアップデートが今年の秋頃になると思うのでヒヤヒヤしながらその成り行きを見守りたいと思います。

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