玄光社が元々8ミリフィルムの映像制作の雑誌として発行していた「月刊 小型映画」ですが70年代後半からビデオという媒体が普及し、据え置きのデッキ・カメラも各メーカーから発売され、映像制作の面でも無視できない存在になってきたため、小型映画の別冊としてビデオを専門に扱った「ビデオ読本」が発売されました。
それ以前から小型映画ハイテクニックシリーズの「映像入門」あたりからビデオにおける映像の特性や活用方法は取り上げられてましたがまだそれはテレビ制作現場や教育・商業機関で扱う高価なものだったのがいよいよ一般消費者向けに手に入りやすくなってきたという背景もあります。ここではビデオ読本の表紙を手持ちのものやネットで集めたものを含めて掲載します。自分が持っていないものについては発行年月の詳細がわからない状態なのでご了承ください
小型映画の別冊として8ミリフィルムとは別の媒体・映像表現の一つとして扱われている
(ビデオ読本1 発行日不明)
この号から7号まで表紙を統一し季刊誌として定期的に発行されることになる
(ビデオ読本2 1978年9月)
(ビデオ読本3 1979年1月)
(ビデオ読本4 1979年6月)
(ビデオ読本5 1979年10月)
(ビデオ読本6 1980年5月)
(ビデオ読本7 1980年11月)
小型映画の増刊とされたビデオ読本も次回から隔月の発行、独立した雑誌となるため、これまでに紹介した内容の総決算的な誌面となっている。
(ビデオ読本 特別号 1980年7月)
ビデオ読本から「ビデオSALON」と改題し、そして現在まで続く映像制作誌と成長することになる。
(ビデオSALON 1981年)
参考:ビデオの普及と8ミリフィルムの衰退により小型映画はビデオSALONに映像制作誌としてのバトンを渡し休刊する。
(小型映画 1982年10月)
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