僕がCDラジカセを買おうとしてた時、いろいろとカタログを眺めたり店頭で実機を見たり触ったりしていたことを憶えています。まだ小学生だったので機能や音のことはよくわからなかったので単純にデザインが気に入ったもの、親に買ってもらうというということもあり遠慮がちに最高機種ではなくて1ランク2ランク下がったポジションの機種を候補にしていました。
このQT-50CDはデジターボのシリーズでも80-60-50の中のボトムラインにあるもので、当時の値段としては39800円あたりで売ってたような気がします。カセットがガチャメカである点やシンセチューナーではないなど、デジターボ全体においても惜しいのですが当時の自分が欲しいと思ったのは事実で最後まで購入候補にありました。それはデザインが気に入ってたからです。
この機種が店頭で売られていた時期はラジカセのデザインに変化が現れていた時期で機能やボタンの簡素化・シンプルなどがされていて、他のメーカーやシャープの後継機種を見ても気に入ったものがなく、時期的には旧型っぽく見えたデジターボに魅力を感じていました。当時は既に店頭にはなかったパナソニックのDT5もそうです。自分にとってのラジカセのデザインってこの2機種を基点に考えてるんですかね?
実際に買ったのはビクターのRC-X750でしたがこのQT-50CDを買っても満足していたと思います。デザインもさることながら音も気に入っています。重低音がすごいということです。筐体からズンズン鳴っているというか、わかりやすい音といった感じですね。これで普段聞いている曲も違った雰囲気に聴こえてきて新たな発見があります。
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